帯状疱疹ワクチンへの接種補助が前橋市でも始まりました。

帯状疱疹は多くの人は小児期に感染する水ぼうそうのウイルスが原因で起こります。

子供のころに水ぼうそうになった記憶がある人も多いと思います。(自分も感染した記憶があります。)

水ぼうそうが治った後にも、ウイルスは体内(神経節)に潜伏しています。過労やストレスなどで免疫が低下すると、ウイルスが再び活性化して帯状疱疹を発症します。

帯状疱疹は50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が発症するといわれています。

帯状疱疹を診た時は早めに抗ウイルス薬を使います。それでも帯状疱疹後神経痛を起こす方が2割ほどいると言われています。

帯状疱疹後神経痛は、痛み、ピリピリとした痛みが続きます。

帯状疱疹の発症を予防するために、今までは水痘生ワクチンと帯状疱疹不活化ワクチンがありました。

値段が高く、打つのを躊躇っていた方もいたかと思います。

前橋市では50歳以上の方への接種補助が2023年4月17日から開始されました。

接種当日満50歳以上の市民を対象に、帯状疱疹任意予防接種費用の一部助成の申請を開始されました。

助成を希望する人は、予防接種を受ける前に必ず前橋市保健予防課で申請をおこなってください。

接種後に、接種費用の助成を請求できる償還払い制度はないそうですのでご注意ください。